先週末のあした会議。
(IRサイトに説明が載っていた取締役8名が中心となり、事業責任者や専門分野に精通した若手を選出し、サイバーエージェントの「あした(未来)」に繋がる新規事業を考える会議。)


今回、小池さんに招集いただき、
「アメーバデッキ」2位の結果を出すことができました。


チームから2つの大きな決議を出せて、
これから大きな成果がでるものになるようにしていきたいです。








実は、過去3回+Amebaあした会議含めて5回、
あした会議に招集していただいていますが、




その中で


3位きらきら!!


ビリムンクの叫び


ビリムンクの叫び


ビリムンクの叫び


1位きらきら!!きらきら!!きらきら!!


2位きらきら!!きらきら!!


と変遷してきていて、ビリを連発したときに、


今だからいえる、実は本当にもう呼ばれないんじゃないかガクリと思った暗黒期がありました。(実際一回呼ばれなかった回があった)






そこで、あした会議に呼ばれる人とはどんな人なのか、


おこがましくも分析してみました。


(もちろん、枠数やタイミングなどもあると思います。1位、2位が続いたこのタイミングでないと書けない気がするので笑)




レベル1:「こいつはこれ」という社内で一番強い専門分野がある


レベル2:現場に強い(現場の人や状況を把握していて、然るべき部署にきちんと人脈がある)


レベル3:いざ呼ばれたらあした会議に全力で向き合うことができる


レベル4:課題認識が経営層とシンクロしている


レベル5:④に加えて、それを解決するソリューションを提示できる









まず、私が3年前にはじめて曽山さんに招集いただいたときは、


ピグのプロデューサーをしていた時期でしたので


「山崎はアメーバに強いし、ピグのことは社内一わかる」(多分)


というレベル1の要素で、招集していただいた気がします。




結局、その回ではピグとは関係ない、


アメーバスマホ関連の案をなんとかひねり出して
わりと高得点をいただいたと思うのですが、


その時に学んだのはレベル2の「現場に強いことが大事」ということです。




知識も経験も何倍も上の役員や統括陣と経営の意思決定をする際に、


自分の方が強い可能性があるのは「現場との近さ」です。


そこのリアリティがないと、どんな決議も実行されても効果がでません。




その時はPCのピグに普段の業務はどっぷりだったので、


スマホのこともそれ以外のドメインのことも実は全く詳しくなかったのですが、


アメーバの中のその分野に詳しいメンバーを知っていたので、


何人ものアメーバメンバーに徹底的にヒアリングをさせてもらい、


裏取りをして案を組み立てていったところ、決議案を出すことができました。


(また、うちの会社の素晴らしいところは、そういったヒアリングに全員必ず快く時間を割いてくれ、


全面的に協力してくれるところだとも思いました。)








2回目からの3回連続でビリをとったのですが、


その経験から今、言えることは、レベル1、2の要素でちょっとした成功体験をした最初の回にとらわれすぎて、


(本当に小さい人間で恥ずかしいですがううっ...


あした会議で成果を出すという本質を見誤っていたとおもいます。




あした会議=CAの未来を創る決議をする経営会議


で、


それは、自分個人が成果を出す場所ではないということです。




それまでは、
なんとか自分がプレゼンしなくてはいけないんじゃないかとか、


自分が関わる案の決議をださなきゃいけないんじゃないかとか、


本当に小さいところにとらわれて、


チームで成果をだす、
もっというと、チームでちゃんと勝つということへの意識も動きも


ぽっかり抜けていたと思います。




今回小池さんがおっしゃっていて印象的だった


あした会議の勝敗はやっぱりメンバーが握っていて、


しっかりあした会議に向き合えるメンバーを入れることが重要だ。




という、レベル3の部分をもっているメンバーが、


誰よりもリーダーの役員が本気で勝ちにいっているあした会議ではキーになるということです。




今回、立候補制が導入された背景にも、「宣言したら、向き合わないわけにいかない」という、このレベル3要素があると思います。




実際、私も呼ばれなかった回の次の回からは、きちんと立候補をするようにしています。






レベル4と5に関しては、


普段の業務の中で役員や統括レベルと超えるのはかなり難易度が高い(というかほぼ不可能)なので、


ここの強化は経営陣のブログを読むところからはじまり、


あした会議や詰め切りセンター、経営の意思決定により近づいていって訓練していくしかありません。






あした会議に呼ばれ続けるということは、


レベル1~5の要素を無限ループで成長させ続けるということなのだと思います。




要は、最強のプレイヤーであり、結果の出せるマネージャー、経営者の要素を持つ人ということ、


あした会議に呼ばれることを意識するだけで、


最強のビジネスマンになるための近道を歩けるような気がします。










ここまで書いていて冷や汗かくくらい、自分が追い詰められてガーンきましたし汗


偉そうなことを言っておいて


参加すると毎回焦燥感しかなくてクラクラするのですが、




あした会議に呼ばれてみたいなーとか、


あの人が行ったってことは私だって貢献できるのに!


とかいう思いの種がくすぶっている人は、


まずレベル1のこいつはこれ、という強みを月並みですが日々の仕事で全力で作り、


チャンスがあれば手を上げ、あした会議に向き合う覚悟があることを宣言するべきなのではないかと思います。








今回は、小池さんに2回目招集いただいて、


育成枠を脱してレベル4、5も少しかじれたんじゃないか!という、


本当にありがたいチャンスをいただけました。




アメーバに配属されてからお世話になり続けている統括陣と経営課題に向き合って意見を言わせていただいたのも、


同期おのてつ、愛甲との現場課題を交えた議論も最高にエキサイティングでした。




小池さん、長瀬さん、名人さん、おのてつ、愛甲、本当に、ありがとうございました!!

そして、今回お時間を頂いて真剣に意見をくださったみなさま、本当に本当にありがとうございます!