やまざきひんと。

HINT.inc代表/メディアプロデューサーやまざきひとみの日々思いついたこと。

August 2013

オードリー若林さんのエッセイが面白いです。



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人見知りで内向的で、

売れないお笑い芸人という狭いコミュニティの中で生きてきた中で

考え方を色々こじらせまくってきた彼が

デビューして一躍スターダムにのしあがって、

芸能界という社会や、

大衆を笑わせるという仕事に向き合ったり、

ちょっとした日々の出来事の中で感じる違和感や葛藤が、

自虐を交えながらとてもコミカルに描かれています。





漫画やお笑いを見てもなかなか声を出して笑わない私が、

おかしくておかしくてケラケラ笑いながら新書読みながら笑っているもので

旦那さんに不思議そうな顔をされたくらい面白かったです。







どうして面白いのかと考えてみると


内向的でマイノリティな価値観をもった彼が、

とにかく大衆というマジョリティと否が応でも向き合わなくてはならなくなり、

そこで感じる不思議をひとつひとつひもといて、

自分なりに解釈しながらそれでも前に進んでいこうとする、

ゆるい成長記録になっているところに勇気をもらえるところ、





そして何より、

若林さんが、自分がお笑い芸人というメジャーな仕事をしつつも、

人格も価値観も育った環境も超マイノリティなのが本当の自分である

というポジショニングをいやというほどわかっていて、

その立場からマジョリティな我々大衆の価値観にうったえているところが

おかしさを誘うのだと思います。









これを読んでいてふと最近よく思うことを思い出したのですが、



多くの人に受け入れてもらう何かを提供するにはまず

それを生み出す自分のポジショニングを自覚すること
が大切な気がしています。




要は「自分=みんな」だと、まずは思わないことです。






友達が多くても少なくても、

経験が多くても少なくても、

人は個性があるので「みんなの価値観」との間にはなにかしら距離があるはずなのです。




例えば、うちの会社はリア充が多い、と言われますが、

変な意味じゃなく、

「リア充な人が多いよねといわれる環境でリア充として暮らしていること」


だって、
価値観が多様化している現代では立派なマイノリティ
だと思います。

(昔ピグの田久保くんに「ひんさんはNEOリア充ですね」といわれたので、私はもっと少数派なのかもしれないですがw)





ユーザー視点で企画を出すことに長けている人は、

本人自身のユーザー視点が研ぎ澄まされているからだ、

ととられることがありますが、

実はそうではなくて、

ターゲットユーザーの気持ちになる「想像力」が長けている人が多いように思います。




土日は外に出ない日がないリア充な自分でも、

休日には一歩も外にでたくない人の気持ちを主観で想像できることが重要なのです。

(なんなら一日や二日くらいは無理やり外に出ないでリアルに感じてみることも大事です。)




私もママではないので、

ママ向けのサービス企画を考えるときは、

自分の中のママ情報の引き出しを、

ヒアリングしたり漫画を読んだりドラマや映画を見て最大限にしてから、

ありったけの想像力をつかってママのユーザー視点をひねり出そうとします。





もちろん、自分の価値観を変える必要は全くないですが、

自分が少数派である前提で、

様々な人の立場にたってその人の思うことを

主観的に想像してみる癖をつけることが大切だと思います。




リア充になにかを言いたいわけじゃなくて、

特にプロデューサーは自分の価値観のポジショニングを

把握していることが重要だよということを言いたかったのですが

なんだか自分がすごく非リアな人な気がしてまいりました





社長がおすすめしていたこの漫画を読んで

どうしようもなくつらい気持ちになった私は結局非リアなんでしょうか
という疑問は解決しません。


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サイバーエージェント女性プロデューサー座談会という企画で
掲載していただきました。


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女性イノベーター50人って、
なんかカッコいいです。


ママ事業部の取り組みについてもとりあげていただいています。



Webの一部はこちらから
http://www.projectdesign.jp/201309/innovator-woman/000767.php


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普段からなにかと接点はある4人だけど、
座談会形式ははじめてで、
活躍しているプロデューサーのみんなの普段のこだわり等をきくのは、
とても楽しかったです。

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サービスを改善するのでも、新規事業のアイディアを出すのでも、
弊社のプロデューサーは力のある人が本当に多いと思います。


それも、締め切りは創造の母といいますが、

弊社の「追い込み」(あした会議やジギョつくなどのアイディアを出す機会)や
「制限」(その中でお題を絞る)の仕組みと

そこに挑戦したくなるポジティブな競争環境が
企画力を強くする源泉になっているのだと思いました。




この4人の並びだと、(横山は同い年のはずなのに

どうしても貫禄があるのは、認めたくないけど認めざるをえないです・・笑。


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